Windows 11の更新プログラム、.NET 3.5アプリが動作しなくなる可能性も

2022年5月7日 08:24

印刷

記事提供元:スラド

headless 曰く、 先日セーフモード時の問題が確認されて既知の問題のロールバックが行われた Windows 11 の更新プログラム (KB5012643) だが、一部の .NET 3.5 アプリが動作しなくなる問題も確認されたそうだ(Windows 11 の既知の問題と通知BetaNews の記事Neowin の記事On MSFT の記事)。

この問題は Windows Communication Foundation (WCF) や Windows Workflow (WWF) といった、.NET Framework 3.5 の特定のオプションコンポーネントを使用するアプリが起動しなくなるというものだという。この問題を回避するには KB5012643 をアンインストールするか、コントロールパネルの「Windows の機能の有効化または無効化」で .NET Framework 3.5 (とWCF) を再度有効化すればいい。これらのコンポーネントは dism コマンドを使用して再有効化することも可能だ。

.NET Framework 3.5 はデフォルトで無効になっており、手元の環境で有効になっているものはなかった。スラドの皆さんは影響を受けるアプリを使用しているだろうか。

 スラドのコメントを読む | ITセクション | バグ | Windows | IT

 関連ストーリー:
Microsoft、Windows 11 の更新プログラムで発生したセーフモードの問題をロールバック 2022年05月04日
.NET Frameworkに新たな新元号対応機能が追加される 2018年06月26日
Mozilla、Microsoft の .NET アドオンを一時強制無効化 2009年10月20日
.NET Frameworkのアップデート、勝手にFirefoxにアドオンを追加して問題に 2009年06月04日

※この記事はスラドから提供を受けて配信しています。

関連キーワード

関連記事