コロナ禍の食生活は大丈夫? 今、再燃中の青汁ブーム おすすめの一杯は?

2022年4月24日 18:30

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記事提供元:エコノミックニュース

農林水産省が全国20歳以上の男女5000人を対象に実施した2021年度「食育に関する意識調査」によると、食生活の改善への関心は全体的に強い

農林水産省が全国20歳以上の男女5000人を対象に実施した2021年度「食育に関する意識調査」によると、食生活の改善への関心は全体的に強い[写真拡大]

新型コロナが流行し始めてから、もう2年以上。感染拡大当初は「ニューノーマル」といわれた生活も、今や普通の生活スタイルになりつつある。とはいえ、未だに運動不足や食生活で大きなストレスを抱えているという人も多いのではないだろうか。

 農林水産省が全国20歳以上の男女5000人を対象に実施した2021年度「食育に関する意識調査」によると、食生活の改善への関心は全体的に強いものの、とくに若い世代では実行がともなわない現状が浮き彫りになっている。とくに40~60代では、「生活習慣病の予防や改善」への関心が高い人は、年齢を重ねるにつれ増えてはいるものの、コロナ禍の影響でバランスのとれた食事を摂ることが難しいと感じている人が多いようだ。また、新型コロナウイルス感染症は、糖や脂質、コレステロールを起因とする心血管疾患や糖尿病などの持病がある人は重症化しやすいとも言われており、普段の生活習慣、食生活の重要性が再認識されている。中でも「野菜不足」の改善は深刻だ。

 そんな中、人気が高まっているのが「青汁」だ。青汁といえば、一昔前までは苦くて青臭く、飲みにくいイメージが強かったが、最近の商品では栄養成分はそのままに、随分飲みやすくなり、美味しいものも多くなった。その影響もあって、中高年世代のユーザーを中心に安定した市場を保っているが、さらにコロナ禍の食生活や健康意識の高まりによって、家族向けや若い世代への需要が拡大しているという。

 例えば、「美味しい」と評判なのが、サントリーウェルネスが販売している「極の青汁」だ。飲料メーカー大手のサントリーだけあって、味へのこだわりは相当なもののようで、青汁に宇治煎茶と宇治抹茶などを何百回も配合、味のブレンド、テイスティングを繰り返し、美味しさを追求した。その結果、同社調査では顧客満足度97%、継続意向度99%という圧倒的な支持を得ている。原材料や品質管理にもこだわり、熊本県産の大麦若葉や屋久島産の明日葉などの厳選された国産原料をGMP認証取得の国内工場で一環体制で生産。コスパも申し分なく、毎日続けやすいことも人気の秘密だ。

 

 また、日本で初めて、「LDL コレステロール」「血糖値」「血中中性脂肪」の3 つの悩みをサポートできる、機能性表示食品として登場したのが、山田養蜂場で今年3月24日に満を持して新発売した「オリーブと大麦若葉の糖と脂肪を抑える青汁」だ。同社では2010年より特定保健用食品「悠々彩々あした葉のさらっと青汁」を販売しているが、愛飲者の「血糖値や血中中性脂肪も気になる」といった声に応えるべく、3つの機能性にパワーアップし、さらに食事と一緒に摂りやすいようスッキリと飲みやすく仕上げたのが、この「オリーブと大麦若葉の糖と脂肪を抑える青汁」だという。

 青汁の主原料である大麦若葉は国産100%で栽培期間中農薬・化学肥料不使用。さらに従来商品と比べて1日摂取目安量あたりのカロリーを半分におさえ、糖質も84%カット。そのうえ1日の成人の野菜不足量の半分とレタス1個分の食物繊維を補えるという。

 コロナ禍は、まだまだ今年も続きそうな気配。日々の健康維持はもちろん、コロナに負けない健康的な身体づくりのためにも、一日一杯の青汁生活を始めてみてはいかがだろうか。(編集担当:今井慎太郎)

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