6GHz帯無線LAN、5925-6425MHzは共用可能 6425-7125MHzは継続検討

2022年4月22日 18:37

印刷

記事提供元:スラド

Wi-Fi 6Eでは、新たに5925~7125MHzの6GHz帯が利用可能な帯域として加わっている。これに合わせて総務省は19日、「6GHz帯無線LANの導入のための技術的条件」に関して行われた情報通信審議会の答申の一部を公表している(総務省PC WatchITmedia朝日新聞)。

PC Watchの記事によると、日本では6GHz帯として5,925~6,425MHz帯(500MHz幅)を割当てるとしており、LPI(Low Power Indoor、屋内専用低出力)モードとVLP(Very Low Power、超低出力)モードを制度化する予定だそうだ。送信電力に関しても欧州と同等となるとしている。6425-7125MHzに関しては放送中継システム影響の検証結果に対して合意が得られていないことから引き続き検討を行うとのこと。新しい周波数帯に対応したルーターに関しては、来年には国内でも売り出される見込みとのこと。

 スラドのコメントを読む | 日本 | ネットワーク | 政府

 関連ストーリー:
「Wi-Fi 6E」で拡張される6GHz帯、日本は規格上最大の1200MHz幅で検討へ 2021年03月17日
「Wi-Fi 6E」で拡張される6GHz帯、免許不要での使用を米FCCが承認 2020年04月28日
モバイルネットワークの「5G」と無線LANの「5GHz帯」、すでに混乱は起こっている 2020年01月14日
6GHz帯を使った無線LAN規格、名称は「Wi-Fi 6E」に 2020年01月06日

※この記事はスラドから提供を受けて配信しています。

関連キーワード

関連記事