東京為替:ドル・円は弱含み、国内勢の売りが下押し

2022年4月8日 12:03

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記事提供元:フィスコ


*12:03JST 東京為替:ドル・円は弱含み、国内勢の売りが下押し

8日午前のアジア市場でドル・円は弱含み、124円前半から123円半ばに値を下げた。朝方の取引でドル買いが先行し、一時124円20銭台に浮上。ただ、仲値にかけて国内勢による売りが強まり、123円60銭台に失速した。124円台での上値の重さを嫌気した売りも観測される。


ここまでの取引レンジは、ドル・円は123円67銭から124円23銭、ユーロ・円は134円36銭から135円09銭、ユーロ・ドルは1.0858ドルから1.0885ドル。

【要人発言】
・松野官房長官
「黒田日銀総裁には必要とされる措置を適切に講じることを期待」
・早川元日銀理事
「日銀が夏にYCC弾力化の可能性、円安に国民が不満」
・豪準備銀行金融安定報告
「金利の上昇に備えなければならない」
「家計の負債比率が高く、金利上昇に対する影響が大きい」

【経済指標】
・日・2月経常収支:+1兆6483億円(予想:+1兆4500億円、1月:-1兆1964億円←-1兆1887億円)《TY》

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