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米Amazon、宅配向けドローンの試験飛行で墜落・火災も発生
Amazonは以前からドローンを使った宅配計画などを進めているが、どうもうまくいっていないばかりか、試験飛行で墜落なども相次いでいるらしい。2021年6月に出されたFAAレポートによると、Amazonのドローンプロトタイプ(model MK27)は、テスト飛行中にオレゴン州東部の小麦農場に墜落、数エーカー(数千坪程度)を焼く火災を引き起こしてしまったとしている模様(DroneDj、激しくウォルマートなアメリカ小売業ブログ、Business Insider)
。同機は高度160フィートで飛行していたがモーターの故障により墜落、墜落時の衝撃でリチウム電池から発火し火災を起こしたとのこと。激しくウォルマートなアメリカ小売業ブログの記事によれば、過去13か月間にAmazon Prime Air部門のドローンは少なくとも8回も墜落している模様。一方で競合であるGoogleやウォルマートなどはドローン宅配の実用化で先行しているという。Amazonは2021年には英国におけるドローン配送プロジェクトを大幅に縮小、100人以上の人員を削減するなどしており、人事面でのトラブルがトラブルにつながっているのではないかとする指摘もあるようだ。
あるAnonymous Coward 曰く、 但しこのドローンによる配達時の事故は、アマゾンに特有の問題らしく、他社ではもう少しマシらしい。
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※この記事はスラドから提供を受けて配信しています。
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