個人投資家・もちこ:突然の方向転換?急激に変わる流れの中で見ておきたい銘柄【FISCOソーシャルレポーター】

2022年3月26日 11:00

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記事提供元:フィスコ


*11:00JST 個人投資家・もちこ:突然の方向転換?急激に変わる流れの中で見ておきたい銘柄【FISCOソーシャルレポーター】
以下は、フィスコソーシャルレポーターの個人投資家「もちこ」氏(ブログ:「株初心者もちこのゆるゆる株日記」)が執筆したコメントです。フィスコでは、情報を積極的に発信する個人の方と連携し、より多様な情報を投資家の皆様に向けて発信することに努めております。

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※2022年3月24日15時に執筆

【株初心者もちこのゆるゆる株日記】という投資ブログを執筆している【もちこ】と申します。


先々週からは打って変わって、投資家の脳内がお花畑になりそうな相場ですが、いかがお過ごしでしょうか。

日経平均は数日で急激に回復し、あっという間に27,000円を超え、28,000円も超え、F1のごとき速さで上昇してしまいました。
3月9日までの相場でパンチドランカー一歩手前になっていた投資家からすると、何が起きたのか分からないほど驚いたことでしょう。私もです。

ここまで地合いが良いとなれば、「上がったものから買えばいい」というステゴロ投資法でも利益が出そうだと考えてしまいますが、こういう時ほど調子に乗らないようにしたいものです。そんなことを考えつつ、私は毎日ヨーデルを歌いながら保有銘柄を眺めています。


さて、ロシアによるウクライナ侵攻は開始から既に一カ月が経過し、ロシアに対する西側の制裁はいっそう強化されるとの見方が強まっています。
ウクライナのゼレンスキー大統領は各国の議会でビデオ演説を行い、先日は日本の国会でも引き続き支援を呼び掛ける演説を行っていました。

また、3月24日にはNATO緊急首脳会議も開かれ、ヨーロッパ東部の防衛力増強に合意したことを明らかにしています。
ロシアはますます国際社会の中で孤立しており、引き続きデフォルトリスクも高い状態ですが、ロシア国内で急速に進むインフレと併せて、どのような対策を行うのか注視しています。

地政学的リスクは未だに高いものの、投資家心理はかなり改善の兆しを見せており、日本市場の主要株価指数は強烈な強さを見せつけて推移しています。

先週は落ち着くかに見えた原油先物価格は再び上昇し、円安も進行中です。円安がメリットになる銘柄、資源高がメリットになる銘柄が広く買われているようですよ。


そして円安といえば先週に引き続き堅調で、尚且つ自社株買いを発表したトヨタ自動車<7203>、さらに三菱自動車工業<7211>も非常に活発に取引されているようです。
円安メリットのある業種、輸送用機器・電気機器・機械・精密機器等は引き続き優先順位を高めに監視しておくことになりそう。


他にも注視している銘柄を少し紹介させていただくと、まずはバンクオブイノベーション<4393>は綺麗な上昇トレンドになっています。
新作スマホ向けRPGの事前登録数が非常に多く、これが材料視されたようです。流石ゲーム関連。材料があるとドカンと買われます。
また、3月11日にはゲーム恋活アプリ【恋庭】の月次トピックス情報が開示されていましたが、こちらも順調にユーザーを獲得しているのだそう。


最近ますます気になる推移をしているのは、アスカネット<2438>です。
同社は個人写真集の作成・販売を1冊からの小ロットで行うフォトブック事業、葬儀向け遺影写真の加工や動画の配信等を行うフューネラル事業、空中に映像を映し出す空中ディスプレイ事業を行っています。
1月28日にセブン&アイ・ホールディングス傘下のセブンイレブンジャパンで、非接触の空中ディスプレイPOSレジの実証実験が開始されて以降、順調に上昇を続けているので注目していますよ。


新型コロナウイルスの感染者減によるまん延防止等重点措置の解除、さらにGoToトラベル再開を前向きに検討されているとのことで、これが追い風になる日本航空<9201>、ANAホールディングス<9202>も注視しておきたいところ。
これまでの流れを汲みつつ、次第に変わりゆく状況を慎重に見極めて、巡ってくるチャンスを冷静に掴めると良いですね。


では、今回はここまでとなりますが……この他にも私の日々の取引の記録は【株初心者もちこのゆるゆる株日記】にて配信中です。私の絶叫や含み笑いをご覧になりたい方は、ぜひ検索のうえ遊びにいらしてください。

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執筆者名:もちこ
ブログ名:株初心者もちこのゆるゆる株日記《TY》

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