米CDC、米国人の43%が新型コロナに感染したことがあると推計

2022年3月6日 16:08

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記事提供元:スラド

米疾病予防センター (CDC) によると、米国人の SARS-CoV-2 (COVID-19 の原因となる新型コロナウイルス) 抗体保有率は 43.3% (95% 信頼区間 42.8%-43.8%) と推定されるそうだ(CDC COVID Data TrackerArs Technica の記事)。

この数字は SARS-CoV-2 ワクチンを接種済みであって、かつ SARS-CoV-2 感染歴のない人を除外したものだ。米国では 1 月 31 日時点で 7,429 万人の COVID-19 症例が報告されているが、その 2 倍近いおよそ 1 億 4 千万人 (95% 信頼区間 138,530,000 人 - 141,570,000 人) が SARS-CoV-2 に感染したことがあると推定される。一方、献血者を対象にした SARS-CoV-2 抗体保有率調査によれば、16 歳以上の米国人の感染およびワクチン接種による SARS-CoV-2 抗体保有率は 94.7% (95% 信頼区間 94.5%-94.9%) とのことだ。 

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