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東京・自由が丘のピーコックストア跡、イオンモールが新商業施設着工
自由が丘二丁目計画(仮称)の開業イメージ(イオンモール発表資料より)[写真拡大]
イオンモールは7日、東京都目黒区自由が丘のスーパー・ピーコックストア自由が丘店跡で、新商業施設「自由が丘二丁目計画(仮称)」の建設工事に着手したことを明らかにした。ピーコックストアに代わるスーパーを導入するなどして2023年秋の開業を目指す。
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自由が丘二丁目計画は約3,500平方メートルの敷地に鉄骨地下2階、地上4階建て延べ約9,500平方メートルの施設を建設する。総賃貸面積は約5,000平方メートルになる見込み。施設の詳細は公表されていないが、自由が丘の特徴といえるストリートが施設内に続く構造とし、地域の人たちが新しい発見を求めて散策できるようにする。
「小径の緑の丘」を施設のコンセプトとし、緑豊かな環境を作る。入居する店舗はスーパーのほか、日々の暮らしを豊かにする物販店、レストランなどで、街歩きの途中で立ち寄っても自然と落ち着ける場所を目指す。
建設場所は黒柳徹子さんのベストセラー小説「窓ぎわのトットちゃん」の舞台になったトモエ学園小学校の跡地。1968年に大丸ピーコックが自由が丘店を開業。その後、経営はJ.フロントリテイリングからイオングループに移り、イオンマーケットが運営してきた。
地下1階と地上1階に直営の「ピーコックフードプラザ」、2、3階に「ユニクロ」やドトール系の高級カフェ、4階に直営医薬品の「ピーコックドラッグ」、隣の別館にパンの「ドンク」、たこ焼きの「築地銀だこ」などが出店していた。
自由が丘での営業は50年以上に及び、地域住民の暮らしを支える存在として親しまれてきたが、老朽化などから建て替えられることになり、2021年5月末でいったん閉店。これにより、自由が丘の学園通り側に大型のスーパーが消え、付近の住民は買い物が不便になっていた。(記事:高田泰・記事一覧を見る)
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