ケーウェイ 2022-23年秋冬コレクション - 大胆なデザインと機能性、美学を追い求めて

2022年1月26日 08:24

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記事提供元:ファッションプレス

 ケーウェイ(K-WAY)2022-23年秋冬コレクションが発表された。

■大胆なデザインと機能性、ケーウェイの美学を追い求めて

 "Let it Rain"をテーマに、雨の日もおしゃれを楽しめるレインウェアを提案するケーウェイ。新たに始動したコレクションレーベル「R&D」の今季のコレクションでは、優れた機能性と大胆なデザインを融合し、ブランドのアイデンティティを鮮烈に表現した。

■アイコニックなマルチカラーで彩る

 カラーパレットは、ケーウェイを象徴するネイビー・イエロー・オレンジの3色がベース。そこに温かみのあるブラウンやカーキなど落ち着いたアースカラーを織り交ぜ、潔いホワイトのアクセントで全体をくっきりと締めた。

■極端なシルエットの対比

 ルック全体を見渡してみると、大胆でボリューミーなシルエットとコンパクトかつタイトなシルエットが共存している印象だ。丈が地面に届きそうなほど長いダウンコートがランウェイを飾ったかと思えば、ホットパンツのように極端に短いレングスの衣服も登場。中間が存在しない徹底したコントラストからは、ケーウェイの美学が垣間見える。

■ひし形モチーフでリズムを

 コレクションにリズムをもたらすのは、大小様々にあしらわれたひし形のモチーフ。このひし形モチーフは、アーガイル柄を配したセットアップをはじめ、キルティングパンツやダウンジャケットなど様々なアイテムに効果的に用いられており、温かくトラディショナルな雰囲気を演出している。

■都会への称賛を込めた衣服

 一方、都会的でフューチャリスティックな感覚を呼び起こすアイテムも散見された。例えば、パフスリーブが特徴的なジャケットには、レザーを思わせるメタリックな光沢素材を採用。同素材の超ミニ丈スカートを合わせることで、エッジーなムードを漂わせた。

■機能性を備えたウェアも

 もちろん、ケーウェイのアイデンティティである“機能性”を叶えたアイテムも多数登場。裏地付きで防寒性に優れたロングレインコートをはじめ、首元までしっかり守ってくれるフルジップのプルオーバー、フロントだけでポケットを6つも備えたジャケットなどが提案された。

※本記事はファッションプレスニュースから配信されたものです。ファッションプレスでは、ブランド、デザイナー情報、歴史などファッション業界の情報をお届けしています。

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