今日の為替市場ポイント:◆ユーロ編◆主に129円台で推移し、下げ渋る状態が続く見通し

2021年12月27日 08:26

印刷

記事提供元:フィスコ


*08:26JST 今日の為替市場ポイント:◆ユーロ編◆主に129円台で推移し、下げ渋る状態が続く見通し
ユーロ・ドルは、1.0341ドル(2017/01/03)まで下落したが、1.2537ドル(2018/01/25)まで上昇。英国民投票で欧州連合(EU)からの離脱が決定し、ユーロ・円は一時109円57銭(2016/06/24)まで急落。その後114円85銭(2017/04/17)まで戻し、さらに137円50銭(2018/2/2)まで買われた。新型コロナウイルスのオミクロン変異株の感染拡大が欧州各国で報告されており、多くの投資家は警戒しているが、一段の行動制限を導入する動きは広がっていない。リスク回避的なユーロ売りは縮小しており、対円レートは主に129円台で推移し、下げ渋る状態が続くとみられる。

【ユーロ売り要因】
・ラガルドECB総裁は早期利上げを否定
・新型コロナウイルスの新たな変異株の感染増加
・ドイツの企業景況感は悪化《FA》

関連記事