個別銘柄戦略:ジェイ・エス・ビーやミサワなどに注目

2021年12月15日 09:06

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記事提供元:フィスコ


*09:06JST 個別銘柄戦略:ジェイ・エス・ビーやミサワなどに注目
14日の米国市場ではNYダウが106.77ドル安の35544.18、ナスダック総合指数が175.64pt安の15237.64、シカゴ日経225先物が大阪日中比70円安の28270円。15日早朝の為替は1ドル=113.70-80円(14日午後3時は113.59円)。前日の米株市場では11月生産者物価指数(PPI)が予想を上回り過去最大の伸びを記録したことで、米連邦準備制度理事会(FRB)がよりタカ派に傾斜することが警戒され、ハイテク株を中心に売りが続いた。こうした流れを引き継いで本日の東京市場でもソフトバンクG<9984>や太陽誘電<6976>、アドバンテスト<6857>などハイテク株を中心に軟調となりそうだ。また、世界保健機関(WHO)が新型コロナウイルス変異株「オミクロン型」の感染の速さを警告したことで、JAL<9201>やオープンドア<3926>などの旅行関連株、コマツ<6301>、信越化学<4063>、東レ<3402>などの景気敏感株も冴えない動きを強いられよう。一方、中外製薬<4519>、塩野義製薬<4507>、味の素<2802>、日清食HD<2897>などのディフェンシブセクターには買いが入りやすそうだ。そのほか、昨日大引け後に好決算や業績予想の上方修正を発表したミサワ<3169>、ジェイ・エス・ビー<3480>には個別に資金が流入しよう。《FA》

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