12月9日のNY為替概況(訂正)

2021年12月10日 06:59

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記事提供元:フィスコ


*06:59JST 12月9日のNY為替概況(訂正)
下記のとおり修正します。
(誤)ユーロ・円は128円20銭から129円11銭まで上昇
(正)ユーロ・円は128円40銭から127円94銭まで下落。リスク回避の円買いが優勢となった。

 9日のニューヨーク外為市場でドル・円は113円27銭まで下落後、113円65銭へ上昇し、引けた。

株安に連れたリスク回避の円買いや金利低下に伴うドル売りが優勢となったのち、新規失業保険申請件数が52年ぶりの低水準となったほか、10月卸売在庫改定値も過去最大の伸びを記録し、米連邦準備制度理事会(FRB)が金融緩和解消軌道にあるとの見方や低調な30年債入札結果を受けてドルは下げ止まった。

  
ユーロ・ドルは1.1320ドルから1.1279ドルまで下落し、引けた。

欧州中央銀行(ECB)が柔軟性を維持するため更なる緩和も辞さない構えを示し、欧米金利差拡大観測を受けたユーロ売りに拍車がかかった。

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ユーロ・円は128円40銭から127円94銭まで下落。リスク回避の円買いが優勢となった。

 
ポンド・ドルは1.3185ドルへ弱含んだのち1.3220ドルまで上昇。

ドル・スイスは0.9226フランから0.9265フランまで上昇した。

【経済指標】・米・先週分新規失業保険申請件数:18.4万件(予想:22.0万件、前回:22.7万件←22.2万件)・米・失業保険継続受給者数:199.2万人(予想:191.0万人、前回:195.4万人←195.6万人)・米・10月卸売在庫改定値:前月比+2.3%(予想:+2.2%、速報値:+2.2%)・米・10月卸売売上高:前月比+2.2%(予想:+1.0%、9月:+1.7%←+1.1%)《KY》

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