後場の日経平均は121円安でスタート、ソフトバンクGやSUMCOが冴えない

2021年12月6日 12:57

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記事提供元:フィスコ


[日経平均株価・TOPIX(表)]

日経平均;27908.48;-121.09TOPIX;1951.20;-6.66


[後場寄り付き概況]
 後場の日経平均は前営業日比121.09円安の27908.48円と前引け値(27866.81円)から下げ幅を縮めて取引を開始した。ランチバスケットは、差し引き売り買い均衡との観測。なお、ランチタイムの日経225先物は、半ば頃に下げ幅を縮める動きに。前場の日経平均は、寄り付き後にマイナスに転じ、下げ幅を広げる展開だった。後場も前場同様にソフトバンクG<9984>が全体の重しとなるなか、後場寄り付き後はやや下げ幅を縮める動きを見せている。ただ、引き続き外部環境も不透明であり、手掛かり材料難で動きづらい状態が続きそうとの見方が市場では多いようだ。

 売買代金上位では、川崎汽船<9107>、商船三井<9104>などが上昇。一方、ソフトバンクGの他、レーザーテック<6920>、SUMCO<3436>、マネックスG<8698>、ベイカレント<6532>などが引き続き冴えない。業種別では情報通信を筆頭に医薬品、サービス、精密機器などがマイナス圏で推移する反面、鉱業、パルプ紙、鉄鋼などが上昇。《CS》

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