浜松の「プレ葉ウォーク浜北」、11月19日リニューアルオープン アピタは増床

2021年11月5日 07:33

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プレ葉ウォーク浜北の外観(ユニー発表資料より)

プレ葉ウォーク浜北の外観(ユニー発表資料より)[写真拡大]

 パン・パシフィック・インターナショナルホールディングス(PPIH)グループのユニーは、浜松市浜北区貴布袮の商業施設「プレ葉ウォーク浜北」を、11月19日にリニューアルオープンする。次世代のモール型ショッピングセンターに切り替えるのが狙いで、核店舗の「アピタ浜北店」は売り場面積を約2割増に拡大、若年層らのニーズに応える商品を充実させる。

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 プレ葉ウォーク浜北は総合スーパーのアピタと約150の専門店で構成され、2002年に開業した。大規模リニューアルは今回が初めて。アピタの売り場面積をこれまでの約2割増となる約1万2,900平方メートルに拡張するとともに、一部の専門店を入れ替える。

 アピタは1階食料品売り場の品ぞろえを10%増やし、ユニーが強みとする生鮮食品の充実を図る。新たに直営ドラッグストアの「ユードラッグ」、生活雑貨の「雑貨創庫」、アウトドアブランドウエア・グッズの「グリーンステージ」、自転車の「サイクルテック」、化粧品などの「ビューティーテラス」という5つの専門量販店を導入。地域最大級の品ぞろえと低価格で勝負する。

 2階の衣料品売り場は、若年層やニューファミリー向け商品を充実させるほか、下着売り場の面積を約2倍に広げ、地域最大級のランジェリー、補正下着コーナーを設ける。婦人服は10代をターゲットにした人気ブランドを多数導入する。さらに、文具・玩具の「クラデントイズ」が新たに登場するのに加え、学童用品を集めた「アピタン小学校」を開設する。

 浜松市はPPIHグループ、イオングループなどのショッピングセンターが林立し、激しい販売競争を続けている。プレ葉ウォーク浜北は、新型コロナウイルスの感染者数が落ち着いてきたことを受け、リニューアルオープンを機に売り上げ増を目指している。(記事:高田泰・記事一覧を見る

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