大阪金見通し:下落か、ドル相場や米長期金利をにらみながらの展開へ

2021年10月29日 07:45

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記事提供元:フィスコ


*07:45JST 大阪金見通し:下落か、ドル相場や米長期金利をにらみながらの展開へ
大阪取引所金標準先物 22年10月限・夜間取引終値:6554円(前日日中取引終値↓10円)

・想定レンジ:上限6600円-下限6520円

29日の大阪取引所金標準先物(期先:22年10月限)は下落しそうだ。昨日の海外市場で、ドルの総合的な価値を示すドルインデックスが下落し、ドルの代替投資先とされる金に資金が向かい、ナイトセッションで金先物が上昇する場面があった。しかし、その後は米長期金利が底堅く推移し、金利のつかない資産である金への資金流入は限られ、金先物は一転、下落した。今日の金先物はこの流れを引き継ぎ、売り優勢の展開が想定されるが、引き続きドル相場や米長期金利の動きをにらみながら、方向感の定まらない動きとなりそうだ。《FA》

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