概況からBRICsを知ろう 上海総合指数は反発、中国人民銀行の資金供給がプラス

2021年10月22日 10:00

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記事提供元:フィスコ


*10:00JST 概況からBRICsを知ろう 上海総合指数は反発、中国人民銀行の資金供給がプラス
【ブラジル】ボベスパ指数 107735.01 -2.75%
21日のブラジル株式市場は大幅反落。主要指標のボベスパ指数は前日比3051.42ポイント安(-2.75%)の107735.01で取引を終了した。110767.1から105713.8まで下落した。

売りが先行した後は下げ幅をじりじりと拡大させた。貧困層向けの支援策に反対し、ボルソナーロ大統領側近4人とエネルギー庁の要人1人が離職したことが警戒され、政治不安が高まった。また、原油や金属先物の下落も資源セクターの売り手掛かりとなった。

【ロシア】MOEX指数 4218.63 -1.61%
21日のロシア株式市場は3日ぶりに反落。主要指標のMOEX指数は前日比68.89ポイント安(-1.61%)の4218.63で取引を終了した。4282.46から4214.82まで下落した。

終始マイナス圏で推移し、終盤に下げ幅を一段と拡大させた。国内での新型コロナウイルス新規感染の増加を受け、首都モスクワが今月28日からロックダウン(都市封鎖)を導入する予定で、計画通りなら昨年6月以来となる。また、原油や金属相場の下落も資源銘柄の売り手がかりとなった。

【インド】SENSEX指数 60923.50 -0.55%
21日のインドSENSEX指数は3日続落。前日比336.46ポイント安(-0.55%)の60923.50、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは同88.50ポイント安(-0.48%)の18178.10で取引を終えた。

終始マイナス圏で推移し、終盤に下げ幅を縮小させた。原油高を背景にインフレ率の加速懸念が改めて警戒された。また、外国人投資家(FII)の売り越しも圧迫材料。FIIはきのう21日まで3日連続の売り越しとなった。ほかに、電力不足の深刻化が製造業の回復ペースを鈍化させるとの懸念が強まった。

【中国本土】上海総合指数 3594.78 +0.22%
21日の上海総合指数は、主要指標の上海総合指数が前日比7.78ポイント高(+0.22%)の3594.78ポイントと反発している。

中国人民銀行(中央銀行)の資金供給がプラス。人民銀は21日、リバースレポ取引を通じ、前日と同様、満期到来分との差引で900億人民元の資金を市場に供給した。中国経済の減速懸念がくすぶるなか、当局の経済対策に対する期待感も続いている。ただ、上値は重い。インフレ高進の警戒感がくすぶるなか、指数はマイナス圏で推移する場面もみられた。《CS》

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