韓国映画『ニューイヤー・ブルース』12月10日公開へ、予告映像も解禁

2021年10月8日 11:44

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 2021年2月に韓国で公開された映画『新年前夜(原題)』が、邦題を『ニューイヤー・ブルース』として21年12月10日(金)に日本公開されることが決定した。合わせて日本版予告映像やポスタービジュアルも公開されている。

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■年末に待望の日本公開決定

 韓国映画『ニューイヤー・ブルース』は、ある4組のカップルの、クリスマスから新年までの1週間を描いたラブコメディ。新年を目前に、男女4組に人生のターニング・ポイントが訪れる。もっと幸せになりたい彼らの物語が少しずつ交差しながら、新年が近付いてくるーー。

 韓国版『ラブ・アクチュアリー』との呼び声も高く、韓国で公開されるやいなや絶賛を浴びた作品。日本の韓国エンタメファンからも公開を熱望する声が上がっていた。

 そんな本作が、12月10日(金)よりシネマート新宿ほかで順次公開されることが決定。邦題は、英語版タイトル『New Year Blues』をそのまま取る形で『ニューイヤー・ブルース』に。ホリデーシーズン特有のワクワクと新年への希望が詰まった映画を、絶好のタイミングでスクリーンで見られそうだ。

■主役級が集結した豪華キャストに注目

 映画『結婚前夜 マリッジブルー』(2013年)のホン・ジヨン監督最新作である本作は、豪華なキャスト陣と、その新鮮な組み合わせでも話題を呼んだ。

 南米アルゼンチンに旅行に来た女性ジナを演じたのは、ドラマ『恋するパッケージツアー~パリから始まる最高の恋~』(2017年)主演のイ・ヨニ。ジナがアルゼンチンで出会う青年ジェホンを、ドラマ『賢い医師生活』(2020年)のユ・ヨンソクが演じている。

 また、映画『死体が消えた夜』(2018年)のキム・ガンウ演じるバツイチの刑事ジホは、ドラマ『トッケビ~君がくれた愛しい日々~』(2016年)のユ・インナ演じる離婚訴訟中のヒョヨンと出会う。

 さらには、ドラマ『応答せよ1988』(2015年)や映画『エクストリーム・ジョブ』(2019年)でおなじみのイ・ドンフィと、中国人女優のチェン・ドゥーリンが、結婚を控えるカップル役に。ドラマ『悪霊狩猟団:カウンターズ』で存在感を発揮するヨム・ヘランが新郎の姉を演じる。そして、4組目のカップルを演じるのは、ロシア&フランス合作映画『LETO - レト -』(2018年)で主演に抜擢された国際派俳優ユ・テオと、アイドルグループ「少女時代」元メンバーのチェ・スヨン。まさに夢のような顔ぶれだ。

■日本版予告&ポスタービジュアル公開

 この度公開された予告映像は、失恋したジナがなんのあてもなくアルゼンチンへ向かうシーンから始まる。そんな彼女の話を聞いて呆れるのは、アルゼンチンで暮らすジェホン。続いて、幸せだとは言えない男女の姿が映し出されていく。

 しかし、彼らの表情は次第に笑顔に変わる。予告映像だけでも、“来年はもっと幸せになろう”という温かいメッセージとトキメキが伝わってくる。メインキャストが笑顔で並ぶポスタービジュアルも、心温まる素敵な映画であることを予感させてくれる仕上がりだ。

■映画『ニューイヤー・ブルース』4組のカップルあらすじ

 燃え尽き症候群に陥りアルゼンチンで暮らすワイン配達員ジェホン(ユ・ヨンソク)は、失恋の傷心旅行で1人アルゼンチンを訪れたジナ(イ・ヨニ)に出会い、世話を焼く羽目になる。共に過ごす中で、失っていた人生への情熱が再び燃え始めるが……。

 離婚して4年のベテラン刑事ジホ(キム・ガンウ)は、離婚訴訟中であるヒョヨンを、接近禁止命令を無視する夫から保護する担当になる。それぞれ結婚に失敗している2人だが、忘れていたトキメキを思い出し始めて……。

 旅行会社の代表ヨンチャン(イ・ドンフィ)は、中国人の彼女ヤオリン(チェン・ドゥーリン)と結婚の準備中。しかし、文化の違いと言葉の壁にぶつかり、仕事でもピンチに陥ってしまう……。

 パラリンピックのスノーボード代表のレファン(ユ・テオ)は、恋人の園芸師オウォル(チェ・スヨン)にプロポーズ。しかし、レファンは世間から偏見の目で見られることで恋人に負い目を感じており、そのせいでオウォルの間に亀裂が入り始める……。

(記事:ヤスダ ユウカ・記事一覧を見る

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