Amazon、家庭用ロボット「Astro」や15インチ「Echo Show」発表

2021年10月1日 12:16

印刷

記事提供元:スラド

Amazon.comは9月28日にオンラインイベントを開催、複数のデバイスを発表した。ほとんどの製品で音声アシスタントである「Alexa」を採用した製品が多くなっている。日本国内での発売時期などに関しては未定のものがほとんどとなっている(ITmedia価格.comマガジン)。

新たなジャンルの製品としては、家庭用ロボット「Astro」がある。部屋の中を自由に移動できる能力があり、Ring社の警備サブスクリプションサービス「Protect Pro」と連携することにより、屋内を自動でパトロール、異常を通知させるといったこともできるという。Astroに関しては、米国でβ版プログラム「Day 1 Editions」にて999.99ドルで販売される(ITmediaCNETEngadget)。

このほか、部屋の温度を継続的に計測、エアコンなどと連動して室内の温度調整などを行うことのできる「Smart Thermostat」も登場している。「Alexa」から操作可能で「おやすみ」のルーティンを設定すると、家の中の冷暖房を適切なものに変更するとしている。米国では11月4日に発売予定で価格は59.99ドルとなっている(Engadget)。

「Echo Show 15」は壁掛けタイプのAlexa搭載のスマートディスプレイ。従来のEcho Showシリーズの中では最大となる15.6型のフルHD(1920×1080ピクセル)ディスプレイを搭載しているのが特徴。こちらは日本国内での発売が決まっており、価格は2万9980円(税込)になるという。発売時期に関しては未定となっている(AV WatchTechCrunch)。

「Amazon Glow」は子ども向けの卓上プロジェクター付きガジェット。子どもが家族や親戚などとインターネット経由で一緒に遊べるようにするデバイス。小型プロジェクターが内蔵され、白いシリコン製プレイマットにゲームなどを問う追いする機能がある。遠隔地にいる家族や親戚らは、「iOS」もしくは「Android」用の専用アプリケーションを使ってビデオ通話ができる。米国での通常価格は299.99ドルで国内展開は未定(CNETロボスタ)。

「Halo View」はAmazon初のディスプレイ付きフィットネスバンド。利用には月額3.99ドルのサブスクリプションサービス「Halo」への加入が必要となっている。日本での発売は未定(CNET)。このほか自律型ドローンのセキュリティカメラ「Ring Always Home Cam」、Wi-Fiルータとホームセキュリティ機能が融合した「Ring Alarm Pro」、Googleのドアベルの対抗製品であるスマートインターホン「Blink Video Doorbell」、セキュリティカメラ「Blink Floodlight Camera」と小型ソーラーパネル「Blink Solar Power Mount」などが発表されている。 

スラドのコメントを読む | ITセクション | ハードウェア | クラウド | ニュース | ロボット

 関連ストーリー:
AWSで2日、6時間ほど障害が発生。さまざまなサービスに影響 2021年09月03日
Amazon Echoは工場出荷状態にリセットしても個人情報が残る 2021年07月13日
ソニー、時計バンドとしても使えるスマートウォッチwena 3を発表。Suicaに対応 2020年10月02日
AmazonとApple、Googleがスマートホーム製品向けの統一規格を開発へ 2019年12月23日
Amazon、新Echoや無線イヤホン、Alexa対応眼鏡などを発表 2019年09月27日

※この記事はスラドから提供を受けて配信しています。

関連キーワード

関連記事