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22日の中国本土市場概況:上海総合0.40%高、恒大23日利払い予告で警戒後退
*17:08JST 22日の中国本土市場概況:上海総合0.40%高、恒大23日利払い予告で警戒後退
中秋節連休明け22日の中国本土マーケットは、主要指標の上海総合指数が前日比14.52ポイント(0.40%)高の3628.49ポイント(上海A株指数は0.43%高の3803.90ポイント)と続伸した。
安心材料で買われる流れ。前日の米株安や中国不動産大手、中国恒大集団(チャイナ・エバーグランデ・グループ:3333/HK)の債務問題、中国当局の産業引き締めの警戒感などで、前場に心理的節目の3600ポイントを割り込む場面もみられたものの、指数は後場にかけてプラスに転じている。恒大集団がこの日、一部社債の利払いを23日に実施すると発表したことをひとまず好感した。(亜州リサーチ編集部)
業種別では、電力、船舶製造の上げが目立つ。国電電力発展(600795/SH)や華能国際発電(600011/SH)などがストップ高した。中国船舶工業(600150/SH)が9.2%高、中船鋼構工程(600072/SH)が4.8%高で引けた。
石炭株も高い。鄭州煤電(600121/SH)が6.5%、永泰能源(600157/SH)が3.7%、安源煤業(6003977/SH)が2.0%ずつ上昇した。発電設備、道路・橋梁、ガス・水供給株なども買われている。
半面、ホテル・観光、醸造、農林漁業、プラスチックが安い。首旅酒店600258/SH)が5.4%安、伊力特(600197/SH)が4.8%安で取引を終えた。
一方、外貨建てB株相場はまちまち。上海B株指数が2.62ポイント(0.96%)高の275.75ポイント、深センB株指数が19.62ポイント(1.64%)安の1177.78ポイントで終了した。
本日の香港市場は、中秋節の翌日で休場。あす23日に取引再開する。
亜州リサーチ(株)《FA》
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