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京王線高架下商業施設「京王クラウン街笹塚」、10月にリニューアルオープン
京王クラウン街笹塚のマップ(京王電鉄発表資料より)[写真拡大]
京王電鉄は、京王線笹塚駅高架下にある商業施設「京王クラウン街笹塚」(東京都渋谷区笹塚)を、10月26日にリニューアルオープンする。新規出店の11店舗に加え、既存の5店が増床・改装移転して登場する。
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京王クラウン街笹塚は笹塚駅高架下にある駅直結の商業施設で、1981年に開業した。テナントへの賃貸面積は約3,400平方メートル。このうち、中央エリアと西側エリアの一部を併せた約1,200平方メートルを全面リニューアルし、出店するテナントを入れ替える。リニューアルオープン後の総店舗数は38になる。
リニューアルは「自然体で自分らしく過ごせる場所」をコンセプトに、周辺の商業施設で取り扱いのないスイーツ専門店や、より専門性が高い食物販店舗の誘致に力を入れ、これまで以上に気軽に訪れることができる施設を目指している。
主な新規出店店舗は、ハム・ソーセージの「レッカービッセン」、スイーツ・ケーキの「アトリエ・ド・マー」、アイスクリームの「サーティワン」、讃岐うどんの「宮武讃岐うどん」、カフェの「スターバックスコーヒー」、蕎麦居酒屋の「たまの里」など。
青果・グローサリー・デリカの「Una casita(おなかすいた)」、コーヒー豆・輸入食品の「カルディコーヒーファーム」は店舗を増床し、装いを新たにする。ライフスタイル雑貨の「マルシェドブルーエプリュス」などは改装移転となる。
笹塚地区は渋谷区北西部にあり、駅周辺を除く大半が住宅街。古くからあるマンションやアパートが多く、庶民的な地域で単身の若い世代が多く居住している。若者の東京一極集中の影響を受け、新型コロナウイルスの感染拡大前まで駅の利用客が右肩上がりで増加を続けていた。(記事:高田泰・記事一覧を見る)
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