パルコがウエルネス事業へ参入、大阪・心斎橋に医療モール「ウェルパ」開設へ

2021年8月27日 08:00

印刷

ウェルパのラウンジイメージ(パルコ発表資料より)

ウェルパのラウンジイメージ(パルコ発表資料より)[写真拡大]

 ファッションビルのパルコはウエルネス事業へ参入を決め、大阪市中央区心斎橋筋の心斎橋パルコに11月、医療モールの「Welpa(ウェルパ)」を開設する。パルコの主要顧客に当たる20~40代女性の健康課題解決に貢献することで集客力の強化を目指し、今後、パルコの他店舗や大丸松坂屋百貨店などを舞台に全国展開する方針。

【こちらも】ファミマ、FCトラックでの配送を実証実験 愛知県岡崎市で10月から

 心斎橋パルコでは10階を「ウェルパ心斎橋」と命名し、産婦人科、皮膚科・美容皮膚科、歯科のクリニックと、物販・サービスの4店舗が登場する予定。来店者が一息つけるラウンジやギャラリーも設ける。

 医療モールは、既存のパルコ出店企業やスタートアップ企業と提携して開発するオープンイノベーション型事業として進め、パルコが打ち出す理念に共感してくれるクリニックや物販・サービス事業者を誘致する。

 医療マーケティングの「スマートメディカル」、ヘルスケアオートメーション事業の「ドリコス」、女性のウエルネス向上に取り組む「fermata」、クリエイティブ・ディレクターの辻愛沙子さんとパートナーになり、さまざまな情報を提供するオンラインサービスと一体化して事業展開する。

 20~40代の女性は同年代の男性に比べてがんの罹患率が高く、女性特有の病気も心配されるが、検診の受診率はそれほど高くない。商業施設に医療モールが存在することで平日夜や休日にも受診でき、買い物のついでに気軽に利用することができる。

 さらに、医療モールを併設した商業施設が近年、全国で相次いで登場しており、来店客の獲得競争に医療モールの存在が大きく貢献している事例が明らかになっている。パルコはこうした点も考慮し、パルコの店舗だけでなく、大丸松坂屋百貨店の店舗にも医療モールを設けて集客力を伸ばしたい考えだ。(記事:高田泰・記事一覧を見る

関連キーワード

関連記事