高島屋のデパ地下グルメ宅配「ローズキッチン」、宅配エリアを拡大へ

2021年8月26日 07:56

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宮城など6県にエリアを拡大するローズキッチン(高島屋発表資料より)

宮城など6県にエリアを拡大するローズキッチン(高島屋発表資料より)[写真拡大]

 高島屋はデパ地下グルメの宅配サービス「ローズキッチン」の宅配エリアを8月30日から拡大し、宮城県や愛知県などの6県で注文の受け付けを始める。百貨店業界は新型コロナウイルスの感染拡大で苦しい経営状況に追い込まれているが、高島屋は人気のデパ地下グルメ宅配に活路を求めている。

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 ローズキッチンはデパ地下グルメを消費者の自宅へ希望の曜日、時間帯に配達するサービス。これまで東京都(一部島しょ部を除く)、神奈川県、埼玉県、千葉県、山梨県、群馬県、栃木県、茨城県の1都7県をエリアにしてきたが、新たに宮城県、福島県、長野県、岐阜県、静岡県、愛知県の6県を加える。

 新エリアからの注文受付はウエブが30日、電話が9月1日から。午後3時までに注文すれば、最短2日後(翌々日)の時間帯を指定できる。送料は1回の宅配について一律660円で、税込7,560円以上の注文で無料となる。入会費や年会費は不要。タカシマヤカードのポイントも貯まる。

 9月は「新6県グルメ祭り」と題し、新たに加わる6県のご当地グルメが登場する。主なメニューは福島県会津地方の武家料理「会津のこづゆ」、宮城県金華山沖で獲れた「金華鯖しめ鯖」、岐阜県飛騨地方産の「飛騨牛牛串」など。

 百貨店業界は新型コロナによる外出自粛や訪日外国人観光客の消失で、厳しい営業状況に追い込まれてきたうえ、夏の感染爆発によりデパ地下の入場制限を強いられるなど明るさが見えない。

 ただ、百貨店のバイヤーが本物を見極めて仕入れたデパ地下グルメの人気は依然として高い。高島屋はローズキッチンの2020年度売上高が対前年度比2倍と好調なことに着目し、これまで関東中心に運営していたエリアを拡大することにした。(記事:高田泰・記事一覧を見る

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