「サンダーバード55/GOGO」特報公開 樋口真嗣が構成担当に決定

2021年8月15日 14:45

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特報に登場する爆破シーン。Thunderbirds ™ and © ITC Entertainment Group Limited 1964, 1999 and 2021. Licensed by ITV  Studios Limited. All rights reserved.

特報に登場する爆破シーン。Thunderbirds ™ and © ITC Entertainment Group Limited 1964, 1999 and 2021. Licensed by ITV Studios Limited. All rights reserved.[写真拡大]

  • 先行ムビチケ Thunderbirds ™ and © ITC Entertainment Group Limited 1964, 1999 and 2021. Licensed by ITV  Studios Limited. All rights reserved.

 シリーズ54年ぶりの新作となる映画「サンダーバード55/GOGO」(監督スティーブン・ラリビエーほか、2022年劇場公開&デジタル配信)の特報映像が13日、公開された。またオリジナルストーリー3本を1本にまとめて公開するにあたり、映画「シン・ゴジラ」などで知られる樋口真嗣監督(55)が構成担当を務めることが発表された。

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 サンダーバードは、ジェフ・トレーシーが設立した秘密組織「国際救助隊」が、事故や災害に遭った人々を救うため、スーパーメカの「サンダーバード」を操って活躍する姿を描く、英国のSF人形劇。電気仕掛けで唇が動くスーパーマリオネーションと呼ばれる独自の特撮技術に、こだわりのメカデザインやユーモアが魅力で、1965年に放送が始まると世界中でファンを獲得。中でも日本では絶大な人気を獲得した。

 劇場版は、過去2作製作され、2004年には実写版も公開された。今回の新作は、1966年の日本初放送から55周年記念となるプロジェクトのメーン企画として、製作される。

 公開された特報では、「ファイヴ、フォー、スリー、トゥー、ワン、Thunderbirds are go go!」のカウントダウンに合わせて、サンダーバードが次々と映し出されるお馴染みのオープニング映像に続き、屋敷の爆破シーンで締め括られる懐かしい内容だ。

 シリーズの熱烈ファンを公言する樋口監督は「もっと愛が深い〝サンダーバー道〟の大先輩たちを差し置いてワタシ如き若造が、まことに僭越ではございますが、ゼロエックス、スカイシップ1に続く劇場公開を目指して鋭意(standby)出動(for)準備中(Action!)であります。ご期待ください」と、同シリーズに引っ掛けた言葉遊びを交えてシリーズ愛を滲ませたコメントを寄せている。

 さらに、9月7日に東京オペラシティ(東京・新宿区)での開催が決定している「サンダーバード55周年シネマコンサート」で、新作の先行ムビチケ(限定絵柄、特典付き)が販売されることも決定した。ムビチケの一般販売は10月1日開始。

(記事:斉藤蓮・記事一覧を見る

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