東京為替:1ドル109円80銭台、日経平均が上げ縮小、中国河南で記録的な大雨

2021年7月21日 12:01

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記事提供元:フィスコ


*12:01JST 東京為替:1ドル109円80銭台、日経平均が上げ縮小、中国河南で記録的な大雨
東京外為市場でドル・円は1ドル=109円80銭台で推移。中国河南省の省都である鄭州市で1000年に1度の大雨を記録したと時事通信が報じている。各地で洪水が発生しており、10万人が避難する状況となっている。また、周辺にある多数のダムの水位が上昇しており、1つが決壊する可能性があるもようだ。鄭州には日産自<7201>など日系企業や台湾のホンハイなどのグループ会社の工場があり影響が懸念されている。

一方、東京株式市場は日経平均が135.59円高と上げ幅を縮小して午前の取引を終了した。一時は500円以上の上昇となる場面があったが、ファーストリテイリング<9983>が380円安など指数に寄与度の高い銘柄が失速したことが相場の上値を重くしたもようだ。また、中国の工業地帯での大規模な洪水がリスクセンチメントを低下させているもようだ。《FA》

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