ヨシオクボ 2022年春夏コレクション - 僧兵「ウォリアーモンク」の着物をスポーツウェアに

2021年6月29日 17:13

印刷

記事提供元:ファッションプレス

 ヨシオクボ(yoshiokubo)の2022年春夏コレクションが発表された。テーマは、「ウォリアーモンク(Warrior Monk)」。

■僧兵「ウォリアーモンク」の着物とスポーツウェアを融合

 かつで日本に存在した、自衛武装した僧兵「ウォリアーモンク」。今シーズンは、日本古来の着物を纏った彼らの姿にスポーツウェアの要素を融合させることで、現代の「ウォリアーモンク」を表現した。

■裳付衣&裏頭をブルゾンで表現

 まず目を引くのは、僧侶が身に纏う「裳付衣(もつけい)」や頭から顔を袈裟で包んだ装い「裏頭(かず)」を表現したというユニークなブルゾン。肩からは「裳付衣」の襟をイメージして布が垂れ下げられ、帽子からは袈裟に見立てて肩の位置まで布が伸ばされている。

■括袴風ワイドショーツ

 竹のグラフィックが目を引くショーツは、裾を紐でくくるようにした袴「括袴(くくりばかま)」のようにワイドシルエットに。ロープサンダルや足袋ソックスと合わせることで、僧兵のイメージに近づけているのも印象的だ。

■“伝統的な日本”を連想させる赤など

 カラーパレットは、ベーシックなブラックをベースとしつつ、鮮やかな赤など伝統的な日本を連想させる色とリフレクション素材を使用したモダンな色を組み合わせて、現代の「ウォリアーモンク」を表現した。

※本記事はファッションプレスニュースから配信されたものです。ファッションプレスでは、ブランド、デザイナー情報、歴史などファッション業界の情報をお届けしています。

関連キーワード

関連記事