東洋刃物は2日連続ストップ高、台湾大手が日本に半導体工場、など材料視される

2021年6月14日 16:23

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記事提供元:日本インタビュ新聞社

■中国の半導体「国産化」政策も追い風の見方が

 東洋刃物<5964>(東2)は6月14日、一時1520円(300円高)まで上げ、2日連続ストップ高の急伸となっている。台湾積体電路製造(TSMC)が日本で半導体工場を検討と伝えられた11日から急伸しており、半導体製造に不可欠な「情報産業用刃物」の需要増などに期待が強まったと見られている。

 また、同社はフェローテックホールディングス(フェローテックHD)<6890>(JQS)と資本業務提携しており、中国での展開も加速する見通し。中国では、半導体の「国産化」を国家政策として進めており、こちらへの期待も強い。中国の動向については、フェローテックHDが発表したニュースリリースにもその「本気度」が垣間見えるとの指摘が出ている。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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