後場の日経平均は112円安でスタート、東京エレクトロンやソニーGが安い

2021年6月9日 13:03

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記事提供元:フィスコ


[日経平均株価・TOPIX(表)]

日経平均;28850.92;-112.64TOPIX;1958.06;-4.59


[後場寄り付き概況]

 後場の日経平均は前日比112.64円安の28850.92円と前場終値から若干下げ幅を拡大して取引を開始した。ランチタイム中の225先物は横ばいで推移。アジア市場は高安まちまち。為替は1ドル=109円40銭近辺と朝方から横ばいで推移。午前の日経平均は米国市場でダウが下落し、日経225先物のナイトセッションが下落した流れを受けて、続落となった。後場の日経平均は、前場終値より若干下げ幅を拡大して取引を開始した。指数に寄与度の高いファーストリテイリング<9983>が午前の終値より210円値下がりしスタートしたことが相場の重しとなったもようだ。また、午前に引き続き、東京エレクトロン<8035>が1540円安、レーザーテック<6920>が1120円安と半導体関連銘柄の一角が大幅安となり相場の上値を抑えているもようだ。

 セクター別では、海運業、証券・商品先物取引業、パルプ・紙、保険業などが下落率上位となっており、一方、不動産業、空運業、陸運業、鉱業が上昇率上位となっている。東証1部の売買代金上位で、レーザーテック、東京エレクトロン、ソニーG<6758>、ファーストリテイリング、ダイキン工業<6367>が安く、ソフトバンクG<9984>、トヨタ<7203>、ANA<9202>、日立<6501>、JR東海<9022>が高い。《CS》

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