加賀電子が再び高値を更新、3期連続最高益の予想などに注目強くジリ高続く

2021年6月8日 11:48

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記事提供元:日本インタビュ新聞社

■EMS(受託製造)ビジネスは受注が厚く新規分野も拡大傾向

 加賀電子<8154>(東1)は6月8日、再び一段高となり、3095円(70円高)をつけて2018年5月以来の高値を更新している。今期の連結営業、経常利益は3期連続最高を更新する見込み。中期計画の最終年度で、ほぼ計画を達成する見込みのため、次期中期計画に期待する様子もある。

 先に発表した21年3月期の連結決算は、EMS(受託製造)ビジネス、電子部品販売ビジネスとも好調に推移し、予想を大幅に上振れ、営業、経常利益は2期連続最高を更新し、純利益は2期ぶりに最高を更新した。今期・22年3月期も、EMSビジネスで受注が好調な上、医療機器などの新規分野が拡大する見通しであることなどから、連結営業利益を13.4%増の見込みとするなど、純利益を除き一段の拡大を想定している。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)

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