ベルルッティ 2021年秋冬コレクション - レブ・ケージンと共創する色鮮やかな世界

2021年5月18日 17:05

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記事提供元:ファッションプレス

 ベルルッティ(Berluti)の2021年秋冬コレクションが発表された。

■レブ・ケージンとコラボレーション

 今シーズン、クリエイティブ・ディレクターのクリス・ヴァン・アッシュがコレクションに取り入れたのは、ベルリンを拠点に活動するロシア出身アーティスト、レブ・ケージンの作品。ベルルッティの伝統的な革の染色技法「パティーヌ」と、シリコンペイントを何層にも重ねてアート作品を生み出すケージンの手法が共鳴し合い、コラボレーションに至ったという。

 アイテムは、クラシカルなフォーマルウェアに、スポーツウェアやワークウェアの要素で抜け感をプラスした、脱構築的なテーラリングアイテムが主流。それらのアイテムを、ケージンのアート作品を彷彿とさせる鮮やかな色彩で彩っている。

 たとえばブロックカラースーツやグラデーションカラーシャツの配色は、ケージンの作品のカラーパレットからセレクト。フード付きジャケットはレザーを手織りすることで、ニットのプルオーバーはざっくりと編み込むことで、ケージンが得意とする幾何学模様の視覚世界を再現した。

■チャンキーソールのモダンなレザーシューズ

 シューズは、ベルルッティを象徴するレザーシューズやスニーカーで構成。レザーシューズは、クラシカルなアッパーにチャンキーソールを組み合わせたモダンなデザインが魅力だ。また、職人技が光るノルウェイジャンステッチをソール部分に施したシューズも揃う。

■ハンドステッチが際立つレザーウェア

 ノルウェイジャンステッチを、レザーシューズだけでなく、レザーウェアに取り入れているのも、今シーズンの特徴。従来、靴作りにしか採用されない伝統的なハンドステッチを、キルトレザージャケットのパイピングや、レザースーツのトリミング、パッド入りダウンコートのクッション部分に施している。

※本記事はファッションプレスニュースから配信されたものです。ファッションプレスでは、ブランド、デザイナー情報、歴史などファッション業界の情報をお届けしています。

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