アイリックコーポレーション スマートOCRが法務省矯正研修所のOCRシステムとして採用

2021年5月12日 16:02

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記事提供元:フィスコ


*16:02JST アイリックコーポレーション---スマートOCRが法務省矯正研修所のOCRシステムとして採用
アイリックコーポレーション<7325>は10日、子会社のインフォディオが独自開発した「スマートOCR」にて、法務局矯正研修所が行なう手書きアンケートの情報を認識処理する「効果検証用OCR機器の賃貸借」を受託したと発表。2022年1月から始まる確定申告より運用開始の予定。

法務省矯正研修所では、全国の矯正施設にて被収容者が作成したアンケートをもとに、施策効果検証としてのデータ分析ニーズが生じていたが、アンケート用紙の手書き文字をデータ化するプロセス上の課題を抱えていたという。
今回、手書き文字のアンケート用紙のデータ化を迅速に処理し、調査研究を促進させるために、書式の異なる非定型帳票においても柔軟に読み取り処理が可能であること、活字、手書き文字ともに読み取り精度が高いこと、コストパフォーマンスの良さなどが評価され「スマート OCR」の採用に至った。
スマートOCRは中小企業向けのクラウドサービスのみならず、大手金融機関、官公庁等のエンタープライズ向けの導入も増加。今後、AIによるデータ抽出エンジン、会計自動仕訳エンジン等のリリース、またOEM提供も拡大していく予定としている。《ST》

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