後場の日経平均は266円安でスタート、ソフトバンクGや任天堂が安い

2021年5月12日 13:04

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記事提供元:フィスコ


[日経平均株価・TOPIX(表)]

日経平均;28341.69;-266.90TOPIX;1882.79;-23.13


[後場寄り付き概況]

 後場の日経平均は前日比266.90円安の28341.69円と前場終値から下げ幅を拡大して取引を開始した。ランチタイム中の225先物は下げ幅を拡大。アジア市場はほぼ全面安。為替は1ドル=108円80銭台と朝方から円安で推移。午前の日経平均は、米国市場でナスダックが下げ止まりした流れを受けて、反発でスタートした。一時は200円以上の上昇となる場面もあったものの、徐々に売りに押され、続落で午前の取引を終了した。後場の日経平均は、前場終値より下げ幅を拡大してスタート後は、一段と下げ幅を拡大し、弱含みとなっている。東京エレクトロン<8035>が午前の終値より下げ幅を拡大したことや、指数に寄与度の高いファーストリテイリング<9983>が急速に値を消していることが相場の重しとなっているようだ。

 セクター別では、海運業、卸売業、鉄鋼、機械などが下落率上位となっており、全てのセクターが下落している。東証1部の売買代金上位では、ソフトバンクG<9984>、東京エレクトロン、レーザーテック<6920>、任天堂<7974>、ソニーG<6758>が安く、そのほか、日立<6501>、マネックスG<8698>、エムスリー<2413>、ヤマハ<7951>、バンナムHD<7832>が高い。《CS》

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