「I’m fine」だけでない! 「How are you?」と聞かれた時の返事の仕方

2021年4月27日 07:45

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 英会話の挨拶として「How are you?」は誰もが知っているフレーズだろう。こう聞かれた時には「I’m fine」と返すとセットで覚えている人も多いと思う。ただ、「How are you?」に対して常に同じ答えでは芸がないと感じることも多いだろう。そこで、会話の糸口にもなるように、「How are you?」とに対する「I’m fine」以外の返答方法を紹介したい。

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■「I’m good」は間違いではない

 「I’m fine」の代わりに使えるフレーズの前に、ノンネイティブ(時にはネイティブも)によくある誤解について説明しておきたい。それは、「How are you?」の返答として「I’m good」は正しくないという誤解だ。特にイギリス英語ではそう捉えられることが多く、親が子に『「I’m good」じゃなくて「I’m well」でしょ!』と注意する場面も見られる。

 しかし、「I’m good」は文法的に問題ないフレーズだし、実際、アメリカ英語では一般的な返答としてよく用いられている。イギリス英語で正しくないとされるのは、おそらくテレビなどの影響で、子どもがアメリカナイズされることを嫌う大人が少なくないからではないだろうか。だから、我々ノンネイティブが使うことにはなんら問題はない。

 1点注意すべきなのが、「I’m doing well」と混同して「I’m doing good」と答えてしまうことだ。「I’m doing well」は「I’m well」と同様、まったく問題ない返答だが、「I’m doing good」と言うと、寄付やボランティアなど実際に何か良いことをしているという意味になってしまう。勘違いしないように気をつけよう。

■「pretty」などの副詞を使う

 「How are you?」と言われた時は、「I’m fine」や「I’m well」、もしくは「I’m good」と答えておけば問題ないのだが、常に同じ答えではおもしろくない。英検などの面接試験では、試験官に何の印象も残せないだろう。

 しかし、「pretty」という副詞を付け加え、「I’m pretty good」や「I’m pretty well」とするだけでぐっとネイティブらしい響きになる。なお、「I’m pretty fine」でも良いが、どちらかと言うとアメリカ英語であり、イギリスではあまり聞かれない。

 「pretty」以外にも、「fairly」や「really」、「quite」なども同様に使える。ただし、「I’m quite good」や「I’m quite well」などと「quite」を使うのは、かなりフォーマルな表現だ。相手や状況に応じて使い分けたい。

■気の利いた返答例

 より気の利いた返答がお好みなら、「I’ve never been better」や、それを省略した「Never been better」はいかがだろう。文字通り「これ以上良くなりようがない」という意味で、日本語なら「絶好調です!」とでも言えようか。

 そこまで絶好調というほどでもない場合は、「So far, so good」がおすすめだ。「今のところとても良いですよ」という意味で、たとえば仕事の進捗などを話題にしたい時に使える。

 「How are you?」に対する返答の仕方はまだまだたくさんある。表現の幅を広げるだけでなく、コミュニケーションにも役立つので、興味を抱いた人はぜひ積極的に調べてもらいたい。(記事:ムロタニハヤト・記事一覧を見る

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