稲見萌寧が逆転優勝 女子ゴルフフジサンケイレディス

2021年4月25日 15:46

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 静岡県の川奈ホテルゴルフコースで行われていた、ゴルフの国内女子ツアー・フジサンケイレディスクラシックは25日、最終日を迎えた。首位と1打差の2位でスタートした稲見萌寧が、5バーディ、1ボギーの4アンダーでフィニッシュ、トータル12アンダーの大会記録で逆転優勝した。谷間世代とされる稲見は、今季ツアー8戦で4勝を挙げ、賞金女王争いに加わった。

 稲見は1番2番4番とバーディラッシュをかけると、後半もスコアを崩すことなく14番でバーディを奪う。15番はピンチとなるもボギーで逃げ切ると、16番でバーディを奪い返す安定したゴルフを最後まで見せた。

 2日目で6アンダーを出しトータル9アンダーの首位でスタートした新世紀世代の山下美夢有は、5番11番とボギーが先行し14番16番でバーディを奪い返す。しかし17番のパーパットを惜しくも外し18番はバーディでフィニッシュするも3バーディ、3ボギーとスコアを伸ばせず、トータル9アンダーの2位に終わった。

 首位と2打差の3位でスタートした元世界女王の申ジエも、3番4番と連続バーディを奪うと、そのまま首位の稲見を追う。しかし16番のアプローチショットを寄せ切れずボギーとすると、18番ではセカンドショットをバンカーに打ち込むボギーでトータル7アンダーの3位タイに終わった。

 3位タイにはこの日をコース記録に迫る7アンダーと伸ばした小祝さくら、5アンダーの古江彩佳、笠りつ子が入った。

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