13日新規上場の紀文食品は公開価格の10%高の1271円で初値つける

2021年4月13日 10:25

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記事提供元:日本インタビュ新聞社

■主力商品が冬季に需要高まるため第3四半期に収益が偏重

 東証1部に4月13日、新規上場となった紀文食品<2933>(東1)は買い気配で始まり、9時16分に公開価格1160円を9.6%上回る1271円で売買が成立し初値をつけた。あと1281円まで上げている。

 業績特性は下期型で、とりわけ、グループの主力商品である水産練り製品・惣菜が冬季におでん・鍋物等に向けての需要が高まること、12月におせち料理としての売り上げが集中するため、第3四半期に売上高、営業利益が偏重する傾向にあるとしている。

 2021年3月期の業績予想(連結、会社発表)は、売上高が1005.87億円(前期比1.6%減)、営業利益は34.71億円(同26.0%増)、親会社株主に帰属する当期純利益は20.39億円(同107.4%増)の見込み。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)

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