後場の日経平均は146円安でスタート、日本郵船やイオンが安い

2021年4月12日 12:56

印刷

記事提供元:フィスコ


[日経平均株価・TOPIX(表)]

日経平均;29621.25;-146.81TOPIX;1956.42;-3.05

[後場寄り付き概況]

 後場の日経平均は前営業日比146.81円安の29621.25円と前引け値(29616.71円)とほぼ変わらずの水準で取引を開始した。ランチタイムの日経225先物は、29620円を中心とした横ばい推移だった。前場の東証1部の売買高は5億株を下回っており、今後本格化する企業決算を前に依然として様子見ムードが強い。また、NYダウ先物が下落して推移していることも気がかりとなっているようで、後場の日経平均は手掛かり材料に欠けるなか、引き続き売りに押される展開となっている。なお、前場の下げがきつかったマザーズ指数は、後場寄り付き直後に下げ幅を縮小する動きを見せており、動向に関心が向かっている。

 売買代金上位では、東芝<6502>やマネックスG<8698>が上昇する反面、安川電機<6506>、日本郵船<9101>、信越化<4063>、イオン<8267>、SUMCO<3436>などの下げが目立つ。業種別では、海運、非鉄金属、石油石炭が下落率上位に。《CS》

関連記事