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【ドラマで学ぶ英語】アメリカ版『The Office』:相手に許可を求める表現と答え方

2021年2月16日 08:03

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 アメリカ企業のオフィスを舞台にしたコメディシリーズ『The Office』は、ビジネス英会話の表現の宝庫といえる。

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 今回はこの『The Office』から、「~してもいいですか」と相手に許可を求める表現を学習したい。

■アメリカ版『The Office』とは

 『The Office』は、オフィスのマネージャーと部下たちの日常を描いたシチュエーション・コメディだ。

 俳優たちのアドリブも取り入れてドキュメンタリー風に進んでいくため、本物の会社のなかを見ている気分になる。

 もともとは2001年から2003年まで英国BBCで放送された同名のシリーズだった。これをもとに舞台をアメリカ・ペンシルベニア州に代えて改作したのがアメリカ版『The Office』だ。

 アメリカ版は英国版を上回る好評で、9シーズン201話まで製作されるロングランヒットとなった。ゴールデン・グローブ賞やエミー賞も受賞し、史上最高のテレビ番組の1つに名前があげられることもある。

 日本では2021年2月の時点で、Netflixが第3シーズンまで、Huluが第2シーズンまでを定額制見放題で配信している。

■今回の表現とダイアログ

【Do you mind if I … ?】 ~してもいいですか。

 今回のダイアログは第1シーズン第1話から、ミーティング中にかかってきた電話にこたえていいか尋ねるシーンを取り上げたい。

Michael: … [Telephone rings] Oh uh, Todd Packer, terrific rep. Do you mind if I take it?
マイケル:[電話の音]ああ、トッド・パッカー、凄腕営業マンですよ。電話に出てもいいですか。

Jan: Go ahead.
ジャン:どうぞ。

■表現解説

 Do you mind if I … ?とは「…以下のことを私がしたら、あなたは気にしますか」という意味。Can I … ?と同じ意味だが、少し丁寧な言い回しで頻繁に用いられる表現である。

 Do you mind if I … ?と尋ねられたときの答え方で注意すべきことは、YesかNoだけで終わりにしないことだ。

 相手に許可を与える場合には、「気にしませんよ(No, I don’t mind)」と答えるのが文法的には正解かもしれない。しかし「~してもいいですよ(Yes, you can do that)」の意味で反射的にYesと答えてしまうケースもある。

 ところがYesとだけ答えた場合、「気にしますよ(Yes, I do mind)」という意味になるので、質問者は拒否されたと思う可能性が高い。逆にNoだけの答えでは、本当に気にしないかどうか、相手は確信が持てない。

 このような誤解を避けるため、必ず何か一言付け加えるか、少なくともジェスチャーで自分の意志を明確に伝えるようにしたい。

 相手に許可を与える場合には、前掲のダイアログのようにGo aheadやSureと言って相手に促すのが一般的でわかりやすい答え方だ。逆に断りたい場合は、Sorryと言ってその後に理由を付け加えるとよいだろう。

 たとえば飲食店などで、「ここに座ってもいいですか(Do you mind if I sit here?)」と相席してもいいかどうか訊かれたする。

 相席でもよければ、Sure/Go ahead、席が空いていない場合には、Sorry, the seat is takenと答えれば、誤解の可能性が生じない。

 たとえ反射的にYesと言ってしまっても、Go aheadと付け加えれば、質問者は許可が得られたと理解できるので、確実に意志を伝えることができるのである。(記事:ベルリン・リポート・記事一覧を見る

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