東京為替:株高一服もドル・円は底堅い動きを保つ

2021年2月15日 10:13

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記事提供元:フィスコ


*10:13JST 東京為替:株高一服もドル・円は底堅い動きを保つ
15日午前の東京市場でドル・円は、105円10銭台で推移。米長期金利の上昇を意識してリスク回避的なドル売り・円買いは抑制されている。日経平均は3万円の大台に到達した後は上昇一服となっているが、ドル・円は底堅い動きを保っている。米国の追加経済対策法案の早期成立への期待は残されていることは、ドル・円相場の下支え要因となっている。
ここまでの取引レンジは、ドル・円は104円91銭から105円13銭で推移、ユーロ・円は127円20銭から127円46銭で推移、ユーロ・ドルは1.2117ドルから1.2125ドルで推移している。

・NY原油先物(時間外取引):高値60.77ドル 安値59.86ドル 直近60.43ドル

【売買要因】
・米追加経済対策案の早期成立への期待持続
・米国の低金利政策は長期化の公算
・日米成長率格差を意識したドル買いは一巡《MK》

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