【株式市場】好決算株など強くTOPIXは高いが日経平均は一時145円安まで下押し前引けも軟調

2021年2月12日 13:41

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記事提供元:日本インタビュ新聞社

◆日経平均は2万9479円36銭(83円57銭安)、TOPIXは1932.18ポイント(1.36ポイント高)、出来高概算(東証1部)は7億937万株

 2月12日(金)前場の東京株式市場は、祝日中にNY株が最高値を連日更新し、米国で半導体不足対策が伝えられ、アドバンテスト<6857>(東1)などが高い。四半期決算と業績予想の増額を発表したリンナイ<5947>(東1)なども高い。ただ、日経平均は取引開始後の87円58銭高(2万9650円51銭)を境に値を消し、11時前に145円61銭安(2万9417円32銭)まで下押した。TOPIXは高いが日経平均は軟調。

 きょう12日にファイザーの新型コロナワクチンが承認されるとあって日本航空<9201>(東1)やJR東日本<9020>(東1)が堅調続伸。資生堂<4911>(東1)は反発。ケイアイスター不動産<3465>(東1)は四半期大幅増益と業績・配当予想の大幅増額修正などで2日連続急伸。日本フェンオール<6870>(東2)は今期の2ケタ増益転換予想などが好感され急伸。MTG<7806>(東マ)は買い気配のままストップ高。フェローテックHD)<6890>(JQS)は業績・配当予想の大幅増額など好感され急伸。

 東証1部の出来高概算は7億937万株、売買代金は1兆6292億円。1部上場2193銘柄のうち、値上がり銘柄数は1041銘柄、値下がり銘柄数も1041銘柄。

 また、東証33業種別指数は15業種が値上がりし、金属製品、鉱業、証券/商品先物、その他製品、石油/石炭、輸送用機器、ゴム製品、銀行、鉄鋼、不動産、などが高い。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)

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