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OzonePro車内設置イメージ(画像:ファインピース発表資料より)[写真拡大]
ファインピースは、独マーレが開発した自動車用のオゾン発生装置「OzonePRO」の取り扱いを開始すると発表した。
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クルマは密閉空間であり、使用者も限られているからと、ウイルス対策は問題ないと考えていても、服などに付着したウイルスの進入を抑えることはできない。使用者が自分だけだとしても、自らに付着して車内に進入したウイルスのことまで考える人は少数ではないだろうか。
オゾン発生装置「OzonePRO」は、人体への影響が軽微な牛コロナウイルスを検体として使用し、約99.7%不活化することが認定試験ラボで実証されたという。2020年12月10日に、イタリア保健省の認定試験ラボ「Eurofins Biolab Srl」が行ったコロナウイルスに対する試験で、効果が実証されている。
この牛コロナウイルスは、新型コロナウイルス関連肺炎の原因となるSARS-CoV-2(重症急性呼吸器症候群コロナウイルス2)に非常によく似たウイルスだが、新型コロナウイルスより強い耐性があることで知られている。そのため、OzonePROは新型コロナウイルスに対してさらに効果が期待できるとしている。
使用方法は、OzonePROを車内に持ち込みシガーソケットに差し込んでスイッチを入れるだけ。あとは自動で周囲のオゾン濃度を計測しながら、一定のレベルで維持させる。オゾンの過剰生成を回避できるため、車内の酸化ダメージを防止できる。
OzonePROは、35分で自動停止する仕組みだが、除菌プロセスは、スマートフォンにアプリをダウンロードすれば終了を通知するため、クルマに張り付いている必要もない。
このOzonePROが生成するオゾン量は、バス1台分に相当する面積の除菌が可能としており、個人だけでなくバス会社などの輸送事業者でも利用可能だ。本体重量は3kgと軽いため、取り回しもしやすい。
メーカー希望価格は15万円。現在、業者向けにはホームページで12万円で販売している。(記事:小泉嘉史・記事一覧を見る)
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