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15日頃の発表のものだが、調査会社のインテージが日用消費財市場に関して、コロナ禍で売れなくなったものをまとめている。全国約4,000店舗のPOSデータやSRI(全国小売店パネル調査)が元になっているとしている。集計期間は1月から10月だという。順位は推定販売金額を元にしてつけられているという。1位は口紅(44%・カッコ内は販売金額の前年比以下同)、2位鎮暈剤、めまいなどの症状を抑える薬。酔い止めも含む(54%)、3位強心剤(63%)、4位ほほべに(66%)、5位ファンデーション(68%)、6位化粧下地(72%)、7位おしろい(79%)、8位鎮咳痰除去剤(79%)、9位総合漢方薬(79%)、10位ビタミンB1剤(81%)だぞうだ(インテージ:コロナが影響「2020年、今年苦戦したものランキング」、BCN+R)。
とくに売れなくなっているのが化粧品であるという。マスクをするようになったことで口周りの化粧をしなくなったことや、海外からの旅行者が減少したことなどが響いているという。ただマスクの影響の少ない目元を強調する製品などは売れているそうだ。旅行も減ったことから酔い止めも売れなくなったとしている。風邪薬や咳や痰の薬も売れなくなっているという。今年はインフルエンザの患者数が少ないことが報じられているが、風邪も引く人が少なくなったことからすべての年代で売り上げを落としているようだ。
ちなみに同社はこれより少し前に今年売れたものランキングに関しても発表している。そちらに関しては、1位がマスク(同販売金額の前年比425%)。2位は殺菌消毒剤(302%)、3位が体温計(249%)、4位はうがい薬(220%)、5位はぬれティッシュ(179%)とほぼコロナ関係となっている。コロナと無関係なのが6位の玩具メーカー菓子。これは鬼滅の刃関連だとのこと(コロナで激変「2020年、今年売れたものランキング」)。
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※この記事はスラドから提供を受けて配信しています。
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