キャンディルは調整一巡、建物のライフサイクルサポート企業

2020年12月18日 09:02

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記事提供元:日本インタビュ新聞社

 キャンディル<1446>(東1)は建物のライフサイクルサポート企業として、修繕・改修・維持・管理などの建築サービス関連事業を展開している。21年9月期は景気の不透明感や抗ウイルス抗菌サービスに係る先行投資などで減益予想としている。中期的に収益拡大を期待したい。株価は9月の戻り高値圏から反落してやや軟調だが、調整一巡感を強めてきた。出直りを期待したい。

■建築サービス関連事業を展開

 建物に関する様々なストレス(問題・不満)を、修繕・改修・維持・管理サービスで解消する建物のライフサイクルサポート企業である。

 住宅市場・商業施設・オフィス市場を対象とする建築サービス関連事業として、住宅建築途中で発生する傷の修復を行うリペアサービス、住宅引き渡し後のアフター定期点検を行う住環境向け建築サービス、商業施設の内装工事や大手家具メーカーIKEAの日本国内での家具組み立てサービスを行う商環境向け建築サービス、メンテナンス材料などの商材販売、および新規事業として光触媒コーティングなどを行う抗ウイルス抗菌サービスを展開している。

 主要取引先は住宅・建設大手である。成長戦略として、新規事業の抗ウイルス抗菌サービスの拡大、各サービスのフランチャイズ化などを推進する方針だ。なお季節要因として第3四半期(4~6月)の売上・利益が小さい傾向がある。

■21年9月期は先行投資負担で減益予想、中期収益拡大期待

 21年9月期連結業績予想は、売上高が20年9月期比4.4%増の128億04百万円、営業利益が12.4%減の3億69百万円、経常利益が14.7%減の3億66百万円、純利益が21.0%減の1億51百万円としている。

 新規事業の抗ウイルス抗菌サービスが寄与して増収だが、新型コロナウイルスなどで景気の不透明感が強く、既存サービスは減収を見込んでいる。商材販売でインテリア販売から撤退することも影響する。利益面では、抗ウイルス抗菌サービスに係る営業・施工体制強化や広告宣伝費などの先行投資も影響して減益予想としている。中期的に収益拡大を期待したい。

■株価は調整一巡

 株価は9月の戻り高値圏から反落して水準を切り下げた。やや軟調だが、調整一巡感を強めてきた。出直りを期待したい。12月17日の終値は512円、時価総額は約55億円である。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)

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※この記事は日本インタビュ新聞社=Media-IRより提供を受けて配信しています。

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