11日の日本国債市場概況:債券先物は152円06銭で終了

2020年12月11日 17:38

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記事提供元:フィスコ


*17:38JST 11日の日本国債市場概況:債券先物は152円06銭で終了
<円債市場>
長期国債先物2021年3月限
寄付152円08銭 高値152円15銭 安値152円03銭 引け152円06銭
売買高総計21827枚

2年 419回 -0.145%
5年 145回 -0.125%
10年 360回 0.010%
20年 174回 0.380%

債券先物3月限は、152円08銭で取引を開始。「米食品医薬品局(FDA)の諮問委員会がファイザーの新型コロナウイルスワクチン緊急使用の承認勧告」との報道を受けて売られたとみられ、152円03銭まで下げた。その後、日銀の国債買い入れオペの結果が強かったことから買われ、152円15銭まで上げたが、ドル・円がやや反発したことなどで反落気味に引けた。現物債の取引では、2年債と20年債が売られ、5年債と10年債が買われた。

<米国債概況>
2年債は0.13%、10年債は0.90%、30年債は1.62%近辺で推移。
債券利回りはほぼ横ばい。(気配値)

<その他外債市況・10年債>
ドイツ国債は-0.62%、英国債は0.17%、オーストラリア10年債は0.98%、NZ10年債は0.86%。(気配値)


[本日の主要政治・経済イベント]
・22:30 米・11月生産者物価指数(前月比予想:+0.1%、10月:+0.3%)
・24:00 米・12月ミシガン大学消費者信頼感指数速報値(予想:76.0、11月:76.9)
・02:40 クオールズ米FRB副議長オンライン討論会参加(銀行監督関連)
・EU首脳会議(最終日)《KK》

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