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物色は個人主体の材料株にシフトしやすい【クロージング】
*16:03JST 物色は個人主体の材料株にシフトしやすい【クロージング】
11日の日経平均は続落。103.72円安の26652.52円(出来高概算12億8218万株)で取引を終えた。寄り付き直後に26819.41円まで上昇する場面がみられ、SQ値(26713.47円)を超えたが、SQ通過後はじり安基調となり、前場半ばには26553.01円まで下落。その後は26500円から26700円辺りでの狭いレンジ推移が続いた。一方で個人主体の中小型株による売買は活発なほか、政府主導による政策テーマに関連した物色も根強い。そのほか、TOPIXは上昇しており、これによりNT倍率は15.00を下回ってきている。
東証1部の騰落銘柄は値上がり数が1300を超えており、全体の6割を占めている。セクターでは空運、輸送用機器、その他製品、電力ガス、銀行、陸運、非鉄金属が上昇。半面、海運、パルプ紙、その他金融、ガラス土石、建設が冴えない。指数インパクトの大きいところでは、エムスリー<2413>、トヨタ<7203>が堅調。一方で前日に日経平均を下支えしていたソフトバンクG<9984>が反落となり、ファーストリテ<9983>、ダイキン<6367>、アドバンテスト<6857>が軟調。
東証1部の売買代金は2.8兆円となり、メジャーSQではあったが3兆円に乗せてこれないところをみると、SQ通過後はリバランスに伴う売買に限られていたようである。米ファイザーのワクチン承認の結果待ちおよび、これを受けた米国市場の動向を見極めたいといったところであろう。また、ソフトバンクGが利食いに押されたことが日経平均の重石となったが、前日に異常なほど強い値動きをみせていたこともあり、これによる反動は想定内といったところであろう。
まずはSQ通過によって明確に海外勢の商いが細るかを見極めたいところであり、インデックスに絡んだ売買が限られてくるようだと、物色は個人主体の材料株にシフトしやすいだろう。来週からはIPOラッシュとなることもあり、中小型株に関心が集まりやすい。IPOの好発進が続くようだと、一段と還流した資金によって物色対象に広がりがみられる可能性がありそうだ。《AK》
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