後場の日経平均は104円安でスタート、ソニーやエムスリーが下落

2020年12月10日 13:01

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記事提供元:フィスコ


[日経平均株価・TOPIX(表)]

日経平均;26713.33;-104.61TOPIX;1776.48;-2.94

[後場寄り付き概況]

 後場の日経平均は前日比104.61円安の26713.33円と前場終値から下げ幅を若干拡大して取引を開始した。ランチタイム中の225先物は横這いで推移。アジア市場は高安まちまち。為替は1ドル=104円40銭台と朝方から円安で推移。午前の日経平均は、米国市場が下落したことや新型コロナワクチンで副作用が報告されたことが嫌気され、下落してのスタートとなった。寄り付き後は、一時177.96円安まで値を下げる場面があったものの、MBO報道があったソフトバンクG<9984>が大幅上昇し、指数を下支えしたことから、日経平均は下げ幅を縮小し午前の取引を終了した。なお、為替が円安方向で推移していることも株価を下支えしているもようだ。後場の日経平均は前場終値より若干下げ幅を拡大してスタート後は下げ幅を縮小している。

 セクター別では、金属製品、精密機器、海運業、ガラス・土石製品などが下落率上位となっており、一方、情報・通信業、空運業、石油・石炭製品、鉱業が上昇率上位となっている。東証1部の売買代金上位では、ソニー<6758>、エムスリー<2413>、東京エレクトロン<8035>、SUMCO<3436>、村田製作所<6981>が安い。そのほか、任天堂<7974>、トヨタ<7203>、ANAHD<9202>、キヤノン<7751>、日立<6501>が高い。《HH》

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