古河電池が出直る、2030年代半ばに新車をすべてEVとする方針など材料視

2020年12月4日 09:51

印刷

記事提供元:日本インタビュ新聞社

■EV関連株の代表格として交互循環高の予想が

 古河電池<6937>(東1)は12月4日、出直り基調で始まり、取引開始後は5%高の1814円(80円高)まで上げ、11月25日につけた戻り高値1869円に迫っている。

 経済産業省が2030年代半ばに新車をすべてEV(電気自動車)とする目標を打ち出し、さらに、自動車にも「温暖化ガスの排出枠取引制度を導入する検討に入った」(日本経済新聞12月4日付朝刊)と伝えられ、EV関連株の代表格として物色が再燃した。

 6月には英国などで「完全EV化」を進める方針が伝えられたことなどを手掛かりに急伸し、一時2096円の年初来高値をつけた。他のEV関連株と循環的に人気化しながら、当面はこの高値突破が参加者の総意になるとの見方が出ている。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)

【関連記事・情報】
エフティグループは調整一巡、20年3月期営業増益予想で3Q累計順調(2020/02/18)
【特集】約1カ月ぶりに再開されるIPOの類似関連銘柄に注目(2020/01/27)
【特集】意外な業績好調銘柄とコロナウイルス関連に上乗せの花粉症関連銘柄をマーク(2020/01/27)
【CSR(企業の社会的責任)関連銘柄特集】イワキのCSRは「小さな社会貢献活動」として地道に継続(2020/02/04)

※この記事は日本インタビュ新聞社=Media-IRより提供を受けて配信しています。

関連記事