ナノキャリア 遺伝子治療製品VB-111の国内第3相臨床試験の治験計画届を提出、年明けにも開始

2020年11月30日 14:58

印刷

記事提供元:フィスコ


*14:58JST ナノキャリア---遺伝子治療製品VB-111の国内第3相臨床試験の治験計画届を提出、年明けにも開始
ナノキャリア<4571>は26日、同社が国内独占開発権及び販売権をイスラエルのVBLから導入した遺伝子治療製品VB-111について、プラチナ製剤抵抗性卵巣がんを対象とした国際共同第3相臨床試験(OVAL試験)に、日本から参画するための治験計画届を提出したことを発表。標準治療が確立されていない疾患に新しい治療法を提供するとしている。

OVAL試験は米国を中心にVBLにより既に実施されており、今回日本が参画するため同社が治験計画届を提出した。30日調査を経て国内治験実施可能となる。本開発は、第3相臨床試験から開始できることから、新しい技術による抗がん剤の国内での開発期間を大幅に短縮可能とした。国内症例は30例を予定。同社は本製品の国内上市を達成することで、最先端の新しい治療法を国内の患者に提供し、人々の健康と幸福に貢献していくとしている。《ST》

関連記事