【株式市場】NY最高値などで日経平均は朝方150円高まで上げるが29年ぶりの2万6000円台とあって騰勢一服感、TOPIXは小安い

2020年11月17日 12:17

印刷

記事提供元:日本インタビュ新聞社

◆日経平均は2万5913円41銭(6円48銭高)、TOPIXは1727.39ポイント(4.42ポイント安)、出来高概算(東証1部)は6億4558万株

 11月17日(火)前場の東京株式市場は、NY株が3指数とも最高値を更新したことなどを受け、日経平均は137円高で始まった後150円37銭高(2万6057円30銭)まで上げた。その後は、2万6000円台が1991年6月以来29年ぶりということもあり、達成感が言われ、11時過ぎに一時55円39銭安(2万5851円54銭)まで軟化する場面があった。中で、大成建設<1801>(東1)などの建設株がジリ高となり、JR東日本<9020>(東1)なども高い。

 エンプラス<6961>(東1)が急伸し、自社株買いと自己株式の消却を好感。JUKI<6440>(東1)は12月決算に期待とされ一段高。クレアHD<1757>(東2)は16日発表の四半期決算が材料視され一段高。アライドA<6081>(東マ)は業績予想の増額修正など好感され連日急伸。Eストアー<4304>(JQS)は四半期決算発表後ストップ高を交えて3日連続大幅高。

 東証1部の出来高概算は6億4558万株、売買代金は1兆2883億円。1部上場2176銘柄のうち、値上がり銘柄数は578銘柄、値下がり銘柄数は1520銘柄。

 また、東証33業種別指数は15業種が値上がりし、空運、保険、鉱業、不動産、陸運、ゴム製品、鉄鋼、などが高い。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)

【関連記事・情報】
【編集長の視点】クレスコは昨年来高値を更新、株式分割の権利取りを連続過去最高業績がサポート(2020/01/17)
ケイアイスター不動産は売られ過ぎ感、20年3月期増収増益予想で3Q累計順調(2020/02/17)
システムサポートは上値試す、20年6月期2Q累計大幅増益で期末配当予想を増額修正(2020/02/17)
ジェイエスエスは調整一巡、20年3月期増収増益予想で3Q累計順調(2020/02/17)

※この記事は日本インタビュ新聞社=Media-IRより提供を受けて配信しています。

関連記事