NY為替:米10月失業率低下などを意識してドル買いが一時強まる

2020年11月7日 07:36

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記事提供元:フィスコ


*07:36JST NY為替:米10月失業率低下などを意識してドル買いが一時強まる
6日のニューヨーク外為市場でドル・円は、103円20銭から103円72銭まで上昇して103円31銭で引けた。予想を上回った米国の10月雇用統計に加えて、大統領選においてジョージア、ペンシルベニア州で民主党のバイデン候補が優勢となり勝利に近づいたため米国債相場は急落、債券利回りの急伸に伴うドル買いが一時優勢となった。

ユーロ・ドルは1.1891ドルまで上昇後、一時1.1851ドルへ弱含み1.1877ドルで引けた。ユーロ・円は122円62銭から122円99銭まで上昇。ポンド・ドルは1.3093ドルまで下落後、1.3177ドルまで上昇した。ジョンソン英首相が7日に欧州連合(EU)のフォンデアライエン欧州委員長と電話会談を行う予定が伝えられると、交渉前進期待が広がりポンド買いが強まった。ドル・スイスは0.9024フランへ強含んだのち、0.8983フランまで下落。《MK》

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