11月6日のNY為替概況

2020年11月7日 04:44

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記事提供元:フィスコ


*04:44JST 11月6日のNY為替概況
 6日のニューヨーク外為市場でドル・円は103円20銭から103円72銭まで上昇して引けた。

予想を上回った米国の10月雇用統計に加えて、大統領選においてジョージア、ペンシルベニア州で民主党のバイデン候補が優勢となり勝利に近づいたため米国債相場が急落し利回りの急伸に伴うドル買いが優勢となった。

ユーロ・ドルは1.1891ドルまで上昇後、一時1.1851ドルへ弱含み引けた。

ユーロ・円は122円50銭から123円00銭まで上昇。

  
ポンド・ドルは1.3093ドルまで下落後、1.3177ドルまで上昇した。ジョンソン英首相が7日に欧州連合(EU)のフォンデアライエン欧州委員長と電話会談を行う予定が伝えられると、離脱を巡る通商交渉前進期待が広がりポンド買いが強まった。

  ドル・スイスは0.9024フランへ強含んだのち、0.8983フランまで下落。


  

[経済指標]

・米・10月失業率:6.9%(予想:7.6%、9月:7.9%)・米・10月非農業部門雇用者数:+63.8万人(予想:+58.0万人、9月:+67.2万人←+66.1万人)・米・10月平均時給:前年比+4.5%(予想:+4.5%、9月:+4.6%←+4.7%)・米・9月卸売在庫改定値:前月比+0.4%(予想:-0.1%、速報値:-0.1%)《KY》

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