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いじめの認知件数が過去最多に いじめ根絶のために今できること

2020年11月5日 10:18

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 文科省の調べによると、いじめの認知件数は毎年上がり続けている。8割を小学校が占めており、その件数は5年間で4倍に増加した。この増え方はいじめに対する意識の高まりを表しているというが、依然としていじめが根深い問題であることは間違いない。いじめ根絶への糸口はどこにあるのか、今一度考えていきたい。

■責任はいじめる側か、いじめられる側か

 いじめが起きた時、いじめられっ子に選ばれた子にもそうなる理由が必ずある。自分の意見がはっきり言えない子、高飛車で言動が鼻につく子、落ち着きがなく周囲から浮いている子など理由は様々である。しかし、これらが原因となっていじめに発展するかどうかは、たまたま居合わせた人など環境によることころが大きい。いじめを根絶するという観点からならば、見るべきはやはりいじめっ子の方にある責任ではないだろうか。

 いじめられっ子にある原因は様々だが、いじめっ子にある原因はその子の「物足りなさ」からだ。自信がなかったり、やりたいことを我慢させられていたり、生活の中に物足りなさを感じていると他人を攻撃したくなる。これはまだ精神的に未発達な子に起こりやすいため、いじめが小学校で多いのも頷ける。このいじめっ子の物足りなさを解決することが、いじめを根絶する糸口になるのではないだろうか。

■見守る環境の責任は家庭と学校で50:50

 いじめの種を生み出さないためにできることは、家庭と学校のふたつに大きく分けられる。ただ、公立の小学校に通わせるのなら、学校や教員を選ぶことはできない。いじめが起きてしまったとしても、最もひっ迫している現場の1つとも言える学校を変えることは難しいだろう。我が子をいじめっ子にしないため、個人にできることはやはり家庭環境を整えるのが近道だ。

 子供に物足りなさを感じさせないためには、子供扱いしないことが最も大切だ。子供の考えることは時に自己中心的だったり支離滅裂だったりで、まともに取り合えないこともあるだろう。それでも1つ1つの言葉から何を本当に伝えようとしているのか汲み取ろうとし、希望を叶えられないとしたら理由を真摯に説明する。そういった態度で接することにより、子供は納得感を得られるのだ。

■いじめの認知件数が減少する年はくるのか

 昨今、急激に増え続けているいじめの認知件数。いじめを見逃さず報告し、解決へと導こうとしている救育現場の成果が出ているようにも見えて頭が上がらない。次のステップは、いじめ発生を未然に防ぐ取り組みが行われることが望ましい。それには家庭を含めた学校外での協力も欠かすことはできないだろう。(記事:双風サキ・記事一覧を見る

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